ライザップの分割払いに要注意
ライザップといえば、コース料金が気になる方が多いと思います。
例えば、2ヶ月16回の最短コースでも298,000円とジムとしては正直割高です。
ライザップの料金に関してはこちらをご覧下さい。
もちろんそれに見合ったサービスを提供できているからこそ、ここまで人気が出ているのですが、だからといって誰でも30万円近いお金をポンと支払えるわけではありません。
そこで活躍するのがライザップの分割払いです。ただしこの分割払いにはいくつか注意点もあるので、当ページで解説していきます。
Contents
ライザップの分割払いは実際のところどうなのか
ライザップのコース料金は比較的高額なので、やはり分割払いが用意されていないと多くの人は支払えなくなってしまいます。
実際に多くの人はこの分割払いを駆使して、ライザップのコース料金を支払っています。
ただし、このライザップが用意している分割払いにはいくつかの注意点があるので、ご検討中の方は予め確認しておきましょう。
それでは、ライザップの分割払いの概要を見てみましょう。
- 最大分割回数:60回
- 月々の最低支払い金額:9,900円
- 銀行振り込みのみ対応
- 利息:年利19.8%
ライザップの分割回数は、最大で60回までと非常に長期的なローンに対応しています。月に1回の支払いとなるので約5年かけて支払っていく計算です。
もちろん60回というのは最大の数字なのでそこまで分割しなくても良いという場合はより少ない回数で支払うことも可能です。当然ですが、分割回数が多いほど、利息も多く発生しますので、余裕があれば回数は少なめに設定することをオススメします。
例えば298,000円コースを60回に分けて支払うと、月々の支払いは9,900円となります。ここで、気付いた方も多いと思いますが、9,900円の60回払いということは、総額で60万円近くになるということです。
最短コースが298,000円+入会費50,000円=348,000円なので、60回払いにすることで約倍近い料金を支払うことになるというわけです。これこそライザップが設定している利息によるものなのですが、気をつけないと見落としがちなので注意しましょう。
一応、申込みの際に説明はされますが、うっかり勘違いして348,000円を60回で割るだけ、と勘違いしてしまうと痛い目を見ることになります。
ライザップの利息
分割にすることで、これだけ価格が変わるのかと驚いた人も多いと思いますが、60回も分割しているのもありますが、ライザップが定める利息の高さにも起因しています。
ライザップの分割払い時に発生する利息は、19.8%です。これはどういう数字かといいますと、法律で利息として設定して良い限界値20%をギリギリ下回る数字です。通常、クレジットカードや消費者金融でも高くて18%なので、かなり高めの設定であることがわかると思います。
利息についてはあまり大々的には謳っていませんので(もちろん隠しているわけではありませんが)見逃さないようにしたいですね。
逆に、「分割なら月々9,900円の支払いで済む」という点に関しては盛んに謳っているので注意しましょう。
クレジットカード払いはできない
あわせて注意したいのが支払い方法です。
ライザップを検討している方の中には一括にしろ分割にしろクレジットカードで支払いたいという人も多いと思います。しかしライザップはクレジットカードでの支払いができないのです。
クレジットカード払いをすることで、加盟店(ライザップ)側はクレジットカード会社に手数料を払わなくてはいけなくなるので、それを防ぐのも一つの理由でしょう。
したがってライザップの支払いは銀行振り込み、口座振替、デビットカードに限られます。
ライザップの分割は使うべきか?
結論からいうと、ライザップの分割を使うことで余計な費用がかなり発生するのであまりオススメはできません。しかしそうは言っても一括では支払えない人も多いと思います。
どうしても分割払いを使うならば、例に出てる頭金0円の60回払いは最大の(言い換えれば一番金利がかかる)分割なので、少しでも頭金を多めに設定したり、分割回数を減らすことで負担を減らしていきましょう。ただしその場合月々の支払いも少し高くなるので注意しましょう。
利息をおさえて、尚且つ分割で支払う方法
裏技というほどでもありませんが、分割で支払いながら単純に利息を減らす方法もあります。それは、金融会社で融資を受けて一括で支払ってしまう方法です。
つまりライザップには銀行振り込みの一括払いをします。ですのでライザップ側の金利は一切発生しません。その後は金融会社に融資を受けた分を返済していくという方法です。
当然ですが、この場合、金融会社側の金利が発生しますが、金融会社の利息は概ね14~15%程度ですので金利による負担を少し減らすことができます。
ただしこの方法にはいくつか注意点があります。金融会社でローンを組む場合は審査が必要になります。以前に事故などを起こしたことのある人は、借り入れができない場合もあります。
また、正式に金融会社から融資を受けることになるので、その記録が自分の信用情報に記録されることになります。返済が滞ったりしなければマイナスな情報にはなりませんが、頭の片隅に入れておきましょう。