つらい?ライザップの食事制限

ライザップについて, 食事制限食事

ライザップに通っている間はトレーナーが食事に関しても監修をしてくれ、アドバイスをメールで送ってくれます。

その為、毎日その日に食べた食事はトレーナーに報告する事になります。

では、実際にライザップ中はどういう食事がOKでどういう食事がNGなのかを詳しく書いていきます。

ライザップで実施される食事制限

ライザップは、トレーニングと共にトレーナーからの食事制限の指導があります。これは糖質が含まれる食材は基本的には食べない又は、控えるようにするためです。

具体的なものを少し書いていこうと思います。

ライザップでは、食事に関して詳しく解説されたガイドライン(栄養士さん監修)を初日に渡されます。

このガイドラインにそって食事制限等を行っていく事になります。

では、ガイドラインの内容を簡単に紹介します。

ライザップの食事ガイドライン

低糖質食事法の概要

低糖質食事法がどういうものなのか、糖質を減らすとなぜ痩せるのか、その原理はなんなのか、などが記載されている項目です。

現在では糖質を控えれば痩せるということは周知の事実ですが、その仕組みを深く理解することでモチベーションを高め、より高い効果を狙います。

一日の摂取タンパク質、摂取カロリーの目安について

この項目では、一日の摂取タンパク質、摂取カロリーの計算式が書かれることになります。

筋肉の成長にタンパク質が必要なのは現在では常識となっていますね。

最初は空白となっており、自分の現在の体重や、目標とする体重など、体型によって書かれる数字が決まるので、人それぞれ違う値が算出されます。

その為、人によって記載される数字等は変わってきます。

ライザップ

料理

ガイドラインの中には手軽に作れる料理のレシピも載っています。

記載されている料理を作って食べる事で、理想的な食事ができるようになっています。食べる食事内容に困ったら活用できます。

基本的に、この記載の順番にそって食事制限は行われます。

ただし、ガイドラインにOKと書かれていてもトレーナーから食べないよう言われる食材もあります。これも目標とする体型や現状の体型などによって一人一人変わってきますので、まずはトレーナーの指示を第一に考えましょう。

糖質制限をする意味

糖質はエネルギーになりますが、糖質が足りている限り体内の脂肪は使われません。その為、糖質をエネルギーに変換し、その上でエネルギーが足りない場合は脂肪が使われる事になります。

したがって、糖質を抜くことで脂肪からエネルギーを生成する状態を意図的に作る事を目的として糖質制限をしていくのです。

食べてもいい食材

では、食べてもいい食材を簡単に書いていこうと思います。

肉・たまご

鶏肉・むね(皮なし) 牛肉・肩ロース
豚肉・肩ロース ゆでたまご

魚介

アジ さんま
刺身 しらす・じゃこ
シバエビ あさり

野菜・きのこ

もやし ほうれん草
きゅうり 大根
キャベツ しいたけ・えのき

海藻

わかめ 海苔
もずく ところてん

大豆

枝豆 木綿豆腐
厚揚げ 油揚げ

油・調味料

オリーブオイル ごま油
バター

食べても大丈夫な食事例

サバの塩焼き ゴーヤチャンプルー
豚の生姜焼き 豆腐サラダ
めかぶ きゅうりとわかめの酢の物
焼き鳥(もも、砂肝、レバー、ささみ) レバニラ炒め
豆腐ハンバーグ ほうれん草のおひたし
ひじきの煮物 きのこソテー
もずく酢 ナッツ(少量)
カカオ分の多いチョコ(少量) おでん(タマゴ、焼き豆腐、タコ串)
寒天ゼリー(0カロリーのもの) マグロの塩焼き

食べてはいけない食材

では、逆に何が食べてはいけないのかですが、基本的には糖質を多く含む食材は軒並みNGに指定されています。

やはり、麺、お米、パンといった主に主食になるものや甘いものはどうしてもNGとなってしまいます。ただし、甘さ控えめのチョコレートなら少量食べても良いことになっています。

果物は、一見体に良さそうで許されそうですが、糖質が多いため食べてはいけません。

はんぺん さつま揚げ
つくだ煮 きんぴらごぼう
じゃがいも さつまいも
果物全般 つぶあん
はるさめ ビール
日本酒 紹興酒
果実系カクテル ケーキ

少量ならいいが、大量摂取はダメな食物

ロースハム ウインナー
辛子明太子 うなぎ
かまぼこ トマト
にんじん ごぼう
れんこん かぼちゃ
あずき水煮 グリーンピース
そら豆 ひよこ豆
マヨネーズ・醤油 辛口味噌

意外に思う方も多いかもしれませんが、野菜であればなんでも食べてよいというわけでもありません。

根菜類はカロリーは高くないものの、糖質は多く含むため大量に食べてはいけないことになっています。

トマトは、ダイエット向きで健康にも良いというイメージが強いですが、こちらも糖質を多く含むためライザップでは少量におさえる必要があります。

低カロリーでダイエット食として重宝されるはるさめもライザップでは食べてはいけない食材です。確かにヘルシーですが、デンプンが原料のはるさめは当然糖質も多いのです。

このように本来ダイエットに良いと言われる食材でもNGとなるところからもわかる通り、ライザップの食事制限はこれまでの常識的なダイエットよりも徹底されていることがわかります。

ライザップ

食べた食事の報告

ライザップでは、毎日、朝昼晩の食事を写真付きでトレーナーに報告します。そのため食事前に写真を撮るのを忘れないように注意しなければなりません。

トレーナーへは、ライザップ専用のアプリあるいは、担当トレーナーにメールで報告します。

アプリの場合、食べた食事の項目を選び、写真を添付してあげるだけで済みます。アプリでは自分が1日に摂取した栄養素や許容範囲を確認することができるため便利です。

基本的にはアプリからの報告が主流ですが、スマートフォンを持っていなかったり、アプリに対応していない場合はメールでの報告となるようです。

記載するのは「朝昼晩の食事時間」「食べた物の名前」「食べた物の写真」「今日の体重や起床時間(任意)」です。

ただし、メールに書く項目はトレーナーによって多少変わるのであくまで基本的に送るものとして考えて下さい。

1日に食べてもいい量、摂取カロリー

ライザップは短期間(2~3ヶ月)で痩せるプログラムなので、食事の量をかなり制限されるのではないかと思う方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。

1日に摂取して良いカロリーは、これまた人それぞれで基礎代謝・1日の平均運動量・目標体重を元に算出します。

基礎代謝とは、生きているだけで体が自然に消費するエネルギー量のことで成人男性で、1日1,500キロカロリー、成人女性で1,200キロカロリー程度を消費します。

1日の平均運動とは、トレーニングなどに限らず、生活を送るうえでの様々な運動も考慮されます。

例えば営業で日中歩いている人はそれも運動としてカウントします。それをトレーナーが「少ない」「普通」「多い」の3段階で評価します。

基礎代謝と1日の平均運動量がわかると、必然的に1日の消費カロリーがでます。計算式は以下の通りです。

基礎代謝×1日の平均運動量

運動量は三段階評価で以下のように決まってます。

・少ない⇒×1.5
・普通⇒×1.75
・多い⇒×2.0
 

例えば基礎代謝が1700キロカロリー、運動量が普通だった場合は単純にその数値を掛け合わせてあげれば、おおよその消費カロリーがわかります。

1700キロカロリー×1.75=2,975キロカロリー

一日でこれだけのカロリーを消費していることになるので、単純に摂取カロリーをこの数値以内に抑えれば太らないことになります。

しかしライザップでは痩せることが目的なので、ここから目標分のカロリーを差し引いていきます。

差し引くカロリーは、目標とする体重や、身長などにより変わってきますが、大体1,500キロカロリー前後の数字に落ち着きます。

ライザップというとかなりきつい食事制限を強いられるようなイメージを持ちますが、そんなことはありません。

食べれる食材は限られますが、ルールさえ守れば空腹に耐え続けるような生活を送ることはまずありません。

ライザップ中の飲酒は?

ライザップの期間は短くても2ヵ月~3ヵ月くらいです。

仕事をしているとお酒を飲まないでいるのは難しいと思います。

お酒は飲んではいけないものもありますが、もちろん飲んでも問題ないものもあります。

ただし、飲んでも良いお酒といえど飲みすぎてはいけません。週に2回程度、1日に2杯程度に抑えるようにしましょう。

アルコールを分解するのは肝臓ですが、タンパク質を筋肉に変えるのも肝臓の役目です。

アルコールを多く摂取するとその働きが遅れてしまい、筋肉の生成が遅れるどころか、摂取したわずかな糖質、資質が脂肪に変わってしまいます。

コンビニの食材は問題ないのか?

結論から言えばコンビニ食だけで済ませるのは問題ありません。

ただ、とろみがあるようなものはコンビニ食であっても食べではいけません。また、焼き鳥は塩で食べる分には問題ないですが、タレで食べるのはNGです。

それでも糖質をまったくとらないのは難しいという方もいると思いますが、糖質は10g以下に抑えることができれば問題ありません。

高タンパク質な食事が基本の為、お肉は食べても問題ではありませんが、やはりこれも食べすぎるのは注意です。

とういうのも、タンパク質を分解するのには肝臓を使います。

摂り過ぎてしまうと肝臓の機能は追い付かなくなるので肝機能障害になる可能性があります。こうなってしまうと、筋肉を作る機能も衰えますし、尿を作る機能も弱くなるので効率のいい作業はできなくなります。

ライザップ終了後、いつから食事を普通に戻してもいいのか

糖質制限を行うと、一時的に体が糖質に敏感となり、糖質で太りやすい体になります。ダイエット後のリバウンドが多いのもそういった原因です。

ライザップ終了後は、開放されたように今まで通りの食事に戻すのではなく、少しずつ糖質の量を増やしていき、体を慣らしていきましょう。

例えばですが一例をあげます。

例.

終了後1カ月:朝は普通の食事に戻して昼と夜は糖質を制限する
終了後2ヵ月:夜だけ糖質制限
終了後3カ月:普通の食事
 

ライザップ終了から1カ月は管理が外れるので一気にリバウンドしてしまう時期になります。

その時期にいきなり食べたくなるのはわかりますが、この時期は我慢が必要です。

なので、制限を解除するのは朝だけとかにしましょう。夜や昼に解除してしまうと付き合いもあると思うので羽目を外しやすくなります。

ライザップ中の外食

ライザップ中の外食はもちろん問題ないですが、メニューの調整が難しいため注意が必要です。周りの空気に流されてついつい糖質を多く摂ってしまわないように気をつけましょう。

外食をする場合は複数の品が並ぶ定食を選び、ご飯を少なめにする又は、抜いてもらうようにしましょう。

夜は居酒屋が多いと思うのでたんぱく質の多い肉料理を中心に注文するようにしましょう。

ライザップで人気の食事

ライザップ中の方には魚料理が人気です。その中でもお勧めなのは魚のお刺身。

魚は基本的には全般的にお勧めですが、調味料によっては糖質を多く含むものもあるので注意が必要です。

お刺身はしょうゆ以外の調味料を使わないため、手軽に最適な食事を摂ることができます。

ライザップをやっている又は、やっていた方ならわかるかと思いますが、続けていると、同じメニューをローテーションすることが多くなります。その為、食事に飽きてストレスを感じるようになる方も多いですが、お刺身は色々な魚を食べる事ができる為人気です。

食事制限の危険性

低糖質ダイエットの一種になるライザップの食事制限方法ですが、身体に対して危険であるという見方もあります。

・糖質を抜くことで体や脳に対してエネルギーとなるものがなくなるのではないか
これは食事から糖を摂らなくても大丈夫です。人間の身体はアミノ酸などから肝臓で必要な分だけ糖質は作り出されます。
その為、制限したからといって低血糖になる心配はありません。
そしてあくまで無くすのでなく、制限します。最低限必要な糖質はしっかり管理していきます。

・高タンパク質、高脂質の食事をすることで肝臓機能の低下やコレステロールが増える危険性
糖質に限らずタンパク質も脂質もしっかり管理していますので、摂り過ぎてる際はアドバイスを行ってます。
もちろん高タンパク質な食事方法になるように管理はしてますが、それも上限を考えた上で過剰にならないようにしています。

・低糖質ダイエットをすることで心筋梗塞や脳卒中になる危険性
これに関しては長期にわたって低糖質であると怒りますが、ライザップの食事制限は2ヵ月~3ヵ月程度です。さらに年齢や目標等で制限をする方法は分けています。

・朝昼晩と全てで糖質を抜く方法
・1日1食だけ糖質を抜く方法
・夕食だけ糖質を抜く方法

の3つから相談して決めます。

これは期間長くなれば長くなるだけそれに合った方法でおなっています。その為、期間が短ければ食事に関しては全ての糖質を抜きますし、長くなれば抜く食事と摂取する食事で分けます。

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