ライザップに通ってダイエットに失敗する人はどのくらいいるのか
ライザップは、ダイエットジムとしては高い成功率を誇っていますが、それでも中にはあまり効果を得られなかった人や目標体重にならずに失敗してしまう人もいます。
では、実際にライザップに通ってどれくらいの人が失敗してしまうのでしょうか。
今回はライザップの失敗理由等について解説していきます。
ライザップの失敗理由
ライザップはトレーナーと二人三脚でトレーニングをしていくパーソナルジムです。
食事も運動もしっかりと管理してもらった上でダイエットをしていきます。しかし、三カ月しっかりトレーニングしても、卒業後、食生活や運動をライザップに通う前と同じに戻してしまうとリバウンドをすることになります。
そもそもライザップのトレーニングの目的は、太りにくい身体作りで、生活をある程度戻しても、大きなリバウンドをしないような身体を作ることができます。
しかし、ライザップ中に糖質を抑えていた分、トレーニング終了後に一気に食べ始めると、身体は自然に糖質を欲するので普段より多く摂ってしまいます。そうなるとライザップを始める前以上に太ってしまうことも少なくありません。
痩せない・失敗する人の特徴
ライザップで失敗してしまう方の特徴は、以下の2つになります。
・週二回のトレーニングをサボる
自分に甘く、糖質を摂ってしまう
当たり前のことですが、ライザップのトレーニングの中でも、とくに食事制限に関してはできなくて失敗してる人が多いです。
自分への甘さから「今日はいいや、食べちゃえ」と、少量でもチョコレート等を食べてしまう人が多いです。とくに男性よりは女性に多くいます。
男性に比べて、女性は1日に1回は仕事中に必ず甘いものを食べているという人は比較的多いと思いと思います。
しかし、ライザップを始めると糖質は制限されますので、今まで必ず食べていたものが食べられなくなります。そうなると食べられないこと自体がストレスとなり、結果的に、どこかで食べてしまう事になるのです。
では、糖質はなぜ少量でも食べてはいけないのかというと、糖質は体内から完全に抜けるのに大体2週間はかかってしまいます。
その為、少量であっても一度摂ってしまうとそれだけで蓄積されやすくなってしまい、体質改善が難しい又は、できなくなってしまいます。
メールやアプリの連絡には加えずこっそり食べている
ライザップでは、必ず当日に食べたものをトレーナーに報告するルールがあります。
しかし、メールやアプリでの連絡は糖質を制限してるようにメニューを書いて、書き終わると隠れて食べている人もいます。
実は、これはトレーナーがとにかく困る行為です。
ライザップでは、メールまたはアプリで朝昼晩に食べたものの写真を撮ってトレーナーに送りますが、これはトレーナーにしてとって、今後のトレーニングメニューを考える大切な材料になります。
その為、糖質が含まれているのを知らずに食べてしまい、それを報告するとトレーナーからの指摘が入り、摂ってしまった分を取り戻すためにトレーニングメニューを考え直さないといけなくなります。
しかし、嘘の報告をして隠れて糖質を摂ってしまっていると、本来追加しないといけないトレーニングができない事になる為、体重の落ち方が変わってきてしまいます。
トレーナーは送られてきた食事内容でトレーニングメニューを修正したり、追加したりしている為、思うように体重が減らなくなってしまうので、結果、失敗に繋がってしまいます。
週二回のトレーニングを怠る
ライザップのトレーニングは、基本的には週2回行いますが、実はトレーニングした筋肉は2週間すると消えてしまいます。
その為、週2回のトレーニングをすることで筋肉がなくならないように鍛え続ける必要があります。仕事で残業が多かったり、休日出勤が多いと定期的には通えなくなってしまう人もたくさんいます。
しかし、そうなるとトレーニングした筋肉が元に戻ってしまうことになるので、痩せなくなってしまいます。
成功する人と失敗する人の差
成功する人
ライザップに限らず、ダイエットに成功する人と、失敗する人の差は結構大きいです。
成功する人は、失敗する人と比べると目標をしっかりと持っています。さらに、いつまでにどれくらいの身体になりたいのかまで考えられています。
そして、その上で理想の体型をイメージし、そこに近づくためにしなければいけない努力がしっかりと見えています。
まずは、なんでもいいのでしっかりと目標を定めて、その上でしないといけない努力も考えてみましょう。
失敗する人
失敗してしまう人の特徴は、5キロ痩せたい、スリムになりたい、という目標はあってもその上でのしなければいけない努力の過程を思い描けていません。
どれくらいの努力すればその目標に近づくのかが見えていない為、前の見えない暗闇をやみくもに走るようなも状態になってしまい、失敗する事になります。
また、短期間でダイエットを行おうとして、その場限りでしかものを考えられない人は失敗する確率が高いです。
ただ、短期間で行うダイエットにもメリットがあります。
それは、短い期間でダイエットが終わり、目に見えて効果を実感しやすいということです。
誰しも、1年かけてじっくり痩せるよりは、2ヵ月弱で痩せれる方が楽ですし、続けやすいので選択しがちです。
ただし、短期間でダイエットをするのにはデメリットもあります。
それはリバウンドしやすく、肉体的にきついということです。ダイエットの期間は、短ければ短いだけリバウンドの確率が上がってしまいます。
その為、リバウンドしないようにするためには、ダイエットが成功してもそれを維持していかなければいけなくなるのです。
無理にダイエットをしてしまい、それを長期的に続けるのは、肉体的にはかなりきついので、多少長期的になったとしても無理なく続けられるダイエットを続けて行った方が良いでしょう。
期間はどれくらいがいいのか
ダイエットの期間は少なくても3ヵ月程度は続けて行う方がいいです。ライザップのダイエットが3ヵ月コースなのはそれが大きな理由です。
成功している人と同じように目標をしっかりと定めておくのはとても良いことですが、無理な目標をは持たないようにしましょう。
例えば、3ヵ月で-30キロ減量というのは、一般的に考えても難しいですし、挫折しやすくなってしまいます。なので、3ヵ月で-10キロを目標くらいにすると良いでしょう。
減量度合いを見て失敗とするか成功とするか
ライザップのトレーニングをした方の中には、「5キロしか痩せなかった」という人と、「5キロも痩せられた」という人がいます。
同じ5キロマイナスですが、失敗ととらえるか成功ととらえるかは結局の所その人次第です。
もし、ライザップでトレーニングを受けたにも関わらず1キロも痩せなかったなら、それは明らかに失敗です。
しかし、中には「もっと痩せると思ってた」と思う人もいるからこそ減った体重の少なさに肩を落としてしまう人も多いのです。
そもそも、ライザップの目的はそもそも減量ではありません。脂肪を落として付きにくくすることが目標になります。
その為、体重はほとんど落ちなかったとしても、見た目の変化ははっきりとわかるようになります。体重自体は5キロしか落ちていなくても見た目には何十キロも落ちたように見えます。それがライザップのダイエット法の為、体重だけで失敗と思うのは少し早いです。
実際ライザップで失敗した人はいるのか
ほとんどの方は痩せたことを実感できているので失敗はしないですが、中には糖質制限も筋トレもしっかりやっていても痩せない人はいます。
ライザップ体験者の口コミ
40代女性
ライザップに2ヵ月通ってましたが、結局1キロも痩せませんでした。元々炭水化物は好きで、三食プラス間食をしてしまうような状態でした。ライザップで糖質制限には戸惑いましたが、まずご飯やパンは食べるのをやめて、野菜の中でも糖質が含まれるものは禁止、調味料もダメでした。
結局肉と魚中心の食事になり、水もよく飲みなさいって言われたので飲んでましたが、まったく痩せませんでした。
20代女性
2ヵ月コースに通っていて、そろそろ1ヶ月経とうとしてます。トレーニングも食事制限もしっかり守ってますが、思うように体重が落ちていません。目標が7キロマイナスだったのですが、1ヶ月で緩やかに落ちてるだけなので残り1カ月では難しいと思い、解約する予定です。
ライザップへ入会して自己流ですが、糖質制限は続けました(3食ともなるべく食べず、甘いものは完全に食べない)。そもそも元々糖質制限はしていたので、糖質を摂り続けた人より落ちなかったのかなと思ってます。
30歳女性
入会して1ヶ月で-1キロしか痩せず、解約をしました。でも、やる気がなかったわけではなく、それなりに食事制限も運動もしてましたけど、結局うまく体重は落ちなかったんです。
ライザップには全額返金のサービスがあるので利用したら、メール報告がなかった日があって全額返金にはなりませんでした。ただ、報告した分に関しては返金してもらえたので中途解約みたいな扱いになりました。
ライザップへは2ヵ月通ってました。でも、結局痩せられたのは-0.5キロだけ。私の場合は高いお金を払って痩せるかどうかわからない不安と、プレッシャーがストレスになってしまって思うようにできなかった。
トレーナーさんからはごくまれに減らない方もいらっしゃいますって言われました。大金を払ってこの結果だと大失敗でした。
失敗した方もいるが、ほとんどの方は成功している
実際失敗された方もいますが、ほとんどの方は成功されて理想の身体に近づけてるので、全く意味がないことはありません。
実際、2ヵ月で目標減量を20キロにした人は、2ヵ月では10キロ減ればいい方でしたが、最終的に2ヵ月で-15キロの減量に成功されてます。
つまり、やる気次第でいくらでも変わることはできるということです。