ライザップ終了後から糖質制限は解除してもいいのか
ライザップは糖質制限の食事と筋トレをしていく事で理想の身体に近づけるようにダイエットをしていくパーソナルトレーニングジムです。
糖質を制限する事で体内にある脂肪をエネルギーとして使用するようになるので、脂肪が燃焼され、引き締まった身体を手にれる事ができるようになるのですが、ライザップ終了後の食事はどのようにしていけばいいのか。
終了後から普通の食事に戻してしまっても問題ないのかを解説します。
ライザップ終了時から普通の食事にしてしまっても問題はないのか
糖質制限はライザップが終了するとトレーナーの管理から離れるので、結論から言えば普通の食事にしてしまっても問題ありません。
ただし、個人差があり、トレーナーによっても違いはありますが、徐々に戻していく方が良いと教わる場合がほとんどです。
その理由は簡単で、一気に普通の食事に戻してしまうと痩せて理想に近づいた体型がリバウンドしてしまう事になる為です。
その為、可能であれば一気に解除はせずに徐々に解除するようにし、増えた体重は自分でコントロールして元に戻せるようにしておきましょう。
常に気をつけないといけない事
ライザップ終了後も常にきをつけないといけない事は以下の二つです。
気を付けるべきポイント
・体脂肪率
・BMI値
体脂肪
体脂肪は常に変動するものです。
ダイエットをする場合、大体の方は体重に目を向けますが、問題なのは体重ではなく体脂肪なのです。
その為、どのようにして体脂肪を増やさないようにするかが大事になります。
体脂肪を増やさないようにするためには、適度な運動と、食事が大事になるのです。
BMI値
BMI値とは、肥満度を表す数字で、ボディマス数値と言われているものです。このBMI値は標準と言われているのが「22」で、この数字が一番落ち着きやすいと言われています。
体脂肪、体重の増減はあってもBMI値を22で落ち着かせておくことを意図的に行う事で、体脂肪、体重ともに維持を狙う事ができるのです。
体脂肪を減らしていこうとすると努力が必要になりますが、過剰に行ってしまうとそれがストレスになり、逆にリバウンドをしてしまう原因になってしまいます。
体脂肪やBMI値を極端に減らすのではなく、この「22」という数字を維持するようにする事がトレーニング後には大事になるのです。
ライザップ終了後に行う食事の方法
ライザップは低糖質の食事を基本としています。
しかし、糖質を制限していた身体は、摂取していなかった分糖質を吸収しやすい状態になっています。糖質は体の中でも主要なエネルギー源です。特に脳は血液中の糖質(ブドウ糖)が主なエネルギーになる為、極端に不足させてはいけない栄養素です。
その為、ライザップで糖質制限食を行っていた分のエネルギーを蓄積された脂肪を燃焼する事で補っていた状態になります。このことから摂取してしなかった分の糖質を摂取しようとする為、普段よりも吸収されやすくなっているのです。
その為、一気に食事を戻してしまうと、リバウンドをしてしまう原因になります。
ライザップ終了後は、糖質制限していた食事を普通の食事へ切り替えるリハビリを行いながら少しずつ普通の食事へ戻す必要があるのです。
では、どういう方法でリハビリを行えばいいのか、ですが、夕食のみ糖質制限をする方法が有効です。その代わり朝食や昼食には通常通りの食事を行います。
夕食のみ糖質を制限するだけでも、体型の維持は可能で、ストレスなく続けることができます。夕食のみ糖質を制限する方法も、毎日行っても問題はないのですが、2日に1回や3日に1回行うだけでも問題がありません。
この方法を行う理由はリバウンドしてしまうからだけではなく、体脂肪と体重をコントロールしやすくなる為で、リバウンドコントロールと言われています。
付き合いなどで通常よりも多く食べてしまったとしても、食事管理をしっかりと習慣化していることになる為、自分でコントロールし、維持する事ができるのです。
ライザップをお勧めする理由
ライザップでは理想の体型になる為に筋トレと糖質制限を行っていきますが、ライザップをお勧めする理由は終了後にリバウンドコントロールができる身体になるからです。
食事を通常通りに戻したとしても、しっかりとコントロールする事ができれば体型を維持し続ける事ができます。
体型維持の方法をトレーニングしながら教わることができるのがライザップなのです。
リバウンドコントロールに関してはこちらで説明していますので、合わせて読んでみて下さい。
血糖値を急激に上げない事
食事の管理を行う上で大事になるのが血糖値を急激に上げない事です。
通常の食事に戻す過程でもこれを意識している事がとても大事になります。
その為には、低GI値を意識して食事をする事が必要になります。
GI値に関してはこちらで解説していますので、合わせて読んでみて下さい。
GI値の低い食べ物を意識して食事をするようにする事で、急激な血糖値の上昇を抑える事ができるのです。
血糖値を上げない方法
血糖値を上げない方法は以下になります。
ポイント
・空腹になってから食事をするようにする
・過剰に食べない
・早食いはしない
・長時間食べ続けない
食事の時間は2~3時間程度あける・空腹になってから食べる
いつもよりも朝食を遅くとった場合、昼食を無理に食べる必要はありません。食間は2時間~3時間程度あけてから食事をするようにしましょう。
空腹になってから食事をしても問題ありません。
過剰に食べない
食間をあけすぎると空腹が続くので、その反動で過剰に食べがちになってしまいます。
一気に食べてしまうと血糖値は急激に上昇する事になるので、注意が必要です。
早食いはしない
食事をすると、腸から吸収され、すい臓のβ細胞に到達する糖の量でインスリンは分泌されることになります。
早食いをしてしまうと、腸内に一気に等が運ばれることになります。そうなると、短時間で血糖値は上昇してしまう事になりますので、注意が必要になります。
そして、早食いは脳が満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまう事になるので、過剰に食べてしまう原因にもなります。
ゆっくり食べるようにすれば血糖値の上がり方は緩やかになるので、過剰に食べすぎる事もなく、糖化も防ぐことができます。
長時間食べ続けない
長時間食べ続けると食事の総量が増えるだけになるので、血糖値が高い状態を長時間維持し続けてしまう原因になります。
そうなると糖化の可能性も高くなるのです。