ライザップと24/7ワークアウト、どっちが良い?
このサイトは、ダイエット、あるいはボディメイクをしたくてライザップに通おうか迷っている方が多くご覧になっていると思います。
このサイトでは、パーソナルトレーニングジムのライザップを中心に取り上げていますが、まだライザップか他のジムに入会しようか検討段階の方も多いと思います。
パーソナルジムの中でもライザップのライバルとして最近注目を集めているのが、24/7(トゥエンティーフォーセブン)ワークアウトです。ライザップと24/7ワークアウトのどちらかで迷っているという方が多いのではないのでしょうか。
当ページでは、ライザップと24/7ワークアウトを客観的に比較していきます。
Contents
ライザップと24/7ワークアウトの概要
まずは、両ジムの概要を見比べてみましょう。
両ジム様々なコースを用意していますが、今回は最もベーシックなコースを比較しています。
ライザップ | 24/7ワークアウト | |
入会金 | 50,000円 | 38,000円 |
コース料金 | 298,000円 | 196,000円 |
期間 | 2ヶ月 | 2ヶ月 |
トレーニング回数 | 16回 | 16回 |
トレーニング時間 | 50分 | 75分 |
全額返金保障 | あり | あり |
このように見てみるとサービスとしては非常に類似していることがわかりますよね。
しかし大きく異なるのが価格です。ご覧のように、24/7ワークアウトはライザップに比べてかなり安く設定されているのがわかりますね。
入会金が12,000円安く、コース料金に関しては、10万円以上安くなっています。
実際に、ライザップを知って興味を持ったが、高いと感じてより安い24/7ワークアウトに入会したというユーザーも多いそうです。実際にそういった層を狙うのが24/7ワークアウトの主戦略の一つと言えそうですね。
確かにサービスが似ていて10万円以上安いということであれば、魅力的に感じますよね。
しかし更に注目していただきたいのが、トレーニング時間。トレーニング回数は、両ジム16回と同じなのですが、1回あたりのトレーニング時間は、24/7ワークアウトが25分も長いのです。単純計算で、総トレーニング時間は、400分(6時間以上)長いことになります。ということはライザップのトレーニング時間で言うと、8回分多いということになります。
ただし、1回のセッション75分の間にはトレーニングのほかに食事指導やカウンセリングなども含まれますので、時間が長いからといってライザップよりもダイエット効果を得られるとは一概には言えません。
ライザップと24/7ワークアウトの違いは?
さて、上記に挙げた料金とトレーニング時間のほかに両ジムに大きな違いはあるのでしょうか。現段階だと24/7ワークアウトのほうが断然優れているように感じますね。
一旦まとめると、ライザップと24/7ワークアウトのコンセプトは互いに非常に似ています。一部をまとめると下記のような共通点が挙げられます。
- マンツーマン指導
- 短期間で痩せる
- 太りづらい体を作る
- 脂肪を落とすだけでなく、必要な筋肉はしっかりつける
- 糖質を抑えた正しい食事を摂る
これだけ共通しているとサービスもほぼ同じになりそうな気がしますよね。果たして違いはあるのでしょうか。
トレーニングの違い
有名な話ですが、ライザップのトレーニングでは有酸素運動を全くしないという特徴があります。ダイエットといえば、ランニング、ウォーキングなどの有酸素運動が効果的なイメージがありますが、ライザップでは、筋肉を付けることに注力しているためウェイトトレーニングしかやりません。これこそリバウンドしづらい体作りの肝となっているのです。
激しいウェイトトレーニングを中心に行うのは24/7ワークアウトでも変わりませんが、有酸素運動を取り入れる場合もあるそうです。その証拠に24/7ワークアウトの各トレーニングルームには、エアロバイクが設置されています。
必ずこれを使うわけではありませんが、24/7ワークアウトも、ライザップと同様にゲストの希望や状況に合せてトレーニングを組むので、おのずとそういった仕組みができあがったのでしょう。ただしあくまでもメインではなく、補助的な役割です。ライザップでは、有酸素運動を取れ入れようにも、エアロバイクやトレッドミルを置いていません。トレーニングに関しては24/7ワークアウトが少し柔軟ということになりそうです。
食事の違い
続いては食事に関する違い。どちらの食事の方針も低糖質を意識している点については変わりません。また従来の一般的なダイエットのように食事の量を極端に減らさずきっちり1日3食食べるという特徴は一致しています。
よって、どちらかのほうが食事制限が厳しかったり、楽だったりということはありません。
しかし大きく違うのは、食事の報告制度です。ライザップでは、食事を逐一、担当トレーナーに報告をする制度があることはご存知の方も多いと思います。24/7ワークアウトでは、そういった制度は設けられていません。もちろん、自主的に食事内容を送って、アドバイスをもらったりすることは可能です。
管理体制の違い
ライザップと、24/7ワークアウトでは、管理体制にも違いがありました。
ライザップでは、全国160箇所の医療機関と提携しています。これは、トレーニング中に、アクシデントがあったときに備えているのもありますが、主たる目的が他にあります。ライザップの会員の中にはコレステロールや、血糖値などの健康数値の改善を図って入会する方もいます。病院と提携して検査結果などをライザップと共有することで、的確なトレーニングが送れるようになるのです。
他にもライザップには専任の栄養士、管理栄養士が待機しています。食事のエキスパートが常にアドバイスできる環境が整っているということです。また、ライザップも、24/7ワークアウトも定期的にカウンセリングを行いますが、ライザップのカウンセリングは、専門のカウンセラーが担当します。
このようにライザップでは各分野において専門家を用意しているのに対し、24/7ワークアウトでは、担当のトレーナーが総括的に請け負っているようなイメージです。これに関しては、ライザップのほうがサポートが手厚い印象を受けますね。
ただし、担当トレーナーがカウンセリングを請け負っているのを逆にメリットに感じる人もいます。普段から一緒にいるトレーナーなので、やりやすいというのは一理あるかもしれません。これに関しては、個々の好みですね。
営業時間
実は、両ジムの営業時間はわずかに違います。
ライザップが、7:00~23:00なのに対して、24/7ワークアウトは、7:00~24:00と1時間長いです。筆者としては、24/7と言うくらいですから24時間やっていて欲しいところなのですが・・・(24/7は「週7日間、24時間」という意味)。
ただ、24時までパーソナルトレーニングが受けられるのは、確かに魅力です。24時間営業のジムは最近増えていますが、恐らくこの時間までパーソナルトレーニングを受けられるのは24/7ワークアウトのみでしょう。
ライザップの営業時間だと通えるか少し心配という方は、24/7ワークアウトを選ぶと良いでしょう。
ただし注意したいのが、24時までといっても24時からトレーニングがスタートできるわけではないということです。あくまで24時閉店ですので、最終受付はそこから75分を逆算して22:45となります。ライザップも同様に“23時閉店”となりトレーニングの最終受付は、22時まで。わずか45分の差ですが、退社が遅くなりがちな方などは注意したいところです。
支払い方法の違い
両ジム、料金も違えば支払い方法にも違いがあります。
なんとライザップは、クレジットカードでの支払いができません。これは多くの人にとってネックとなるかもしれません。しかしその代わり、銀行振り込みでの分割には柔軟に対応しており、月々9,900円まで抑えることもできます。ただし、ライザップの分割には注意しなければならない点もありますので、詳しくはこちらの記事を参照してください。
一方、24/7ワークアウトではクレジットカードでの支払いに対応しています。分割回数はお使いのクレジットカードに準じます。
効果はどちらが高い?
結局、どういうトレーニングであれ、食事であれ、効果があるかどうかが最終的には重要です。
調査してみたところ、どちらもダイエット効果は疑いようはなく、ジムの中ではどちらも群を抜いて満足度が高いです。入会したけど痩せることはできなかった、という声はほとんど見られません。
また、どちらもダイエット後のリバウンドのことも考えており、太りづらい体を作ることもできます。どちらが効果が高いかは、正直なところ判断が付けづらいところです。
ただし、確実にいえることは、ライザップのほうが現状実績が多いという点です。安心感があるのはライザップといえるでしょう。また、24/7ワークアウトでは、食事内容の報告を求められないなど、ある程度の自由があります。この自由な環境から甘えが生じてダイエット効果が下がってしまうリスクが多少なりともあると筆者は感じました。
まとめ
ここでライザップと24/7ワークアウトに向いてる人をまとめてみました。
ライザップが向いている人
- 一段上の上質なサービスを受けたい人
- 徹底された管理体制の中でダイエットしたい人
- 健康数値の改善が主な目的の人
- ついつい甘えてしまいそうになる人
- 実績豊富なライザップで安心してダイエットしたい人
- トレーナーと密に連絡を取り合ってダイエットを進めたい人
- 近くにライザップの店舗がある人
24/7ワークアウトが向いている人
- なるべく安く済ませたい人
- クレジットカードで支払いたい人
- 私生活の管理が自分でもできる自信がある人
- トレーナーとの密な連絡が煩わしいと感じる人
- 通える時間が遅くなりそうな人
- 近くに24/7ワークアウトの店舗がある人
両者を比べてみた結果、どちらを選んでも失敗はなさそうです。やはり料金に大きな差があるため、そこで判断してしまうのも一つの手です。
ただし24/7ワークアウトはうまくコストカットして低価格を実現しているとはいえ、やはりライザップのほうが一段上のサービスを提供していることは認めざるを得ません。